動画を使うと、伝えたい内容をより明確に説明でき、より強い印象を残すことができます。一方、その作成に膨大な時間を費やしてしまう危険もはらんでいます。mmhmm では、今年の第 1 四半期、これまで以上に簡単にコンテンツを録画し、洗練するためのアップデートに重点を置きました。これは mmhmm を常に改善していく取り組みの一環です。
最新のアップデートの概要は以下の通りです。
- チャプター:録画中、動画を自動的に区切って整理。これにより、ビデオの編集が容易になり、一気にまとめて録画しなくてもよくなりました。
- 分割と結合:ビデオ編集画面でチャプターを 2 つに分割したり、複数のチャプターを 1 つに結合したり。
- ビジュアルの配置:新しい整列ガイドを使用して、mmhmm ステージ上の画像を正確に調整・切り取り。
- サイドバー表示:mmhmm ステージで選択したものに基づき、最も関連性の高いコントロールをサイドバーに表示するように。
- 自動グリーンスクリーン調整:グリーンスクリーン使用時に設定を自動的に最適化するオプションをカメラメニューに追加。
- Windows 版ミニリモート:プレゼンテーションを制御できる小型のリモートコントローラー。メニューで「View」をクリックし「Mini Remote」を選択します。
チャプター:ビデオ作成時、管理しやすく自動的に分割
この 1 月、録画したビデオを自動的に整理する新しい方法、チャプターを導入しました。録画を行うと、mmhmm はビデオを自動的にセグメントに分割します。これにより、スライド毎に録画を行うこともできるようになり、一気にすべてを完璧に録画する必要がなくなります。
録画中、スライドを変えるたびに mmhmm は新しいチャプターを作成します。チャプターを録画したら一時停止して一息つき、編集を加えるか、再録画するか、あるいは、次のチャプターの撮影に進むかの選択ができます。また、新しいチャプターを自由に作成できます。1 つのスライドに長時間取り組む場合に便利です。
セリフを間違えも大丈夫。録画を停止し現在のチャプターを削除して、再録画するだけ。以前に記録したチャプターはそのまま残せるため、ビデオ全体を撮り直す必要はありません。
複数のセッションにわたってビデオを録画したい場合、停止を押すと mmhmm がこれまでの録画部分を保存。mmhmm を閉じて、後で録画を続けることができます。
ビデオを編集する準備ができたら、編集ウィンドウでチャプターをトリミング、削除、並べ替えできます。ビデオを録画した直後でも、公開した後でも、いつでも可能です。
分割と結合: より柔軟な編集
不自然なトランジション、無駄な間、途中で途切れたスピーチは視聴者の気をそらしてしまいます。ビデオ編集ウィンドウでチャプターを分割・結合することで、こうした視聴者の注意をそらす瞬間を簡単に除去できます。
分割:1 つのチャプターを 2 つに分割でき、それぞれのチャプターの始まり・終わりをトリミング。こうすることで、チャプターをすっきりと自然な始まりと終わりにすることができ、視聴者の集中力を持続させることができます。
チャプターの途中に問題がある場合(沈黙が長すぎたり、不要なコンテンツがある場合など)、問題のある部分の前後を分割して不要な部分を削除しましょう。既存のチャプターの途中に新しいものを挿入したい場合にも最適です。
結合:複数のチャプターを 1 つにまとめられます。これにより、動画を論理的なまとまりで簡単にグループ化できるので、視聴者は内容を素早く確認し、必要な情報に素早くアクセスできます。
録画についての詳細は、ヘルプセンター記事「動画を録画、編集、共有する」をご覧ください。
ビジュアルの配置: スライドコンテンツを正確に切り抜き配置
画像やブラウザウィンドウを共有する際、タイトルバー、広告、邪魔なユーザーインターフェイス要素などの不要なコンテンツが表示されたり、貴重なスペースを占有したりすることがあります。でも、もう大丈夫。スライドに追加した画像、動画、画面共有をトリミングできるようになりました。レイアウトにぴったり合うようにサイズを変更したり、プレゼンテーションの邪魔になる邪魔な部分を取り除くことができます。
スライドのコンテンツは、わずかな位置ずれでも目立つことがあります。ほぼ同じ方法でフォーマットされた、でも若干違う 2 枚のスライドを切り替える時には、特に顕著です。これらのスライドを切り替えると、違和感を与えることがあります。
新しい整列ガイドを使えば、コンテンツを正確に整列させるのも簡単です。アイテムをドラッグすると、自動的に整列されます。
また、シルエットまたは長方形のフレームを使用する場合、あなたの映像フレームを切り抜くこともできます。コンテンツと一緒に表示される自分の姿をより正確にコントロールしたい時や、グリーンスクリーンの端がフレームにぴったり合わない時に便利です。スライドの見栄えを整える方法についてさらに学びたい場合は、ヘルプセンターの記事「自分の映像を調整する」をご覧ください。
サイドバー表示:関連性の高いコントロールにすばやくアクセス
スライド内のメディアの編集が簡単になりました。選択されたアイテムに基づいて、サイドバーに最も関連性の高いオプションを直感的に表示するようになりました。さまざまな見た目を試す際、設定メニューを何度も開く必要はもうありません。
テキストボックスを選択すると、サイドバーにはテキストのテーマ、色、サイズ、スタイルのオプションが表示されます。画像や GIPHY をクリックすると、レイアウトやクロッピングのコントロールが表示され、すぐに調整が可能。動画を選択すると、繰り返し再生、自動再生、消音、音量のオプションが表示され、簡単にカスタマイズできます。
スライドメディアの追加や編集に関する詳細は、ヘルプセンターの記事「mmhmm にスライドやメディアコンテンツを追加する」をご覧ください。
その他の小さいながら強力な改善
グリーンスクリーン使用時の自動調整
グリーンスクリーンを使うと、画質が向上し、ビデオでの見え方をより自由にコントロールできます。新しい自動調整モードがカメラメニューに追加され、mmhmm が自動的にグリーンスクリーンの設定を最適化します。
自動調整モードをオンにするには、カメラ設定のドロップダウンメニューをクリックし、「グリーンスクリーン使用」を選択。mmhmm を使ったグリーンスクリーンの使い方については、ヘルプセンターの記事「グリーンバックスクリーンを最大限に活用する」をご覧ください。
Windows でもミニリモートにアクセス
Windows マシンでプレゼンテーションを行う際にも、聴衆とのつながりを常に保ちましょう。ミニリモートは目立たない移動可能なウィンドウで、スピーチ中でもアプリを切り替えることなく mmhmm のプレゼンテーションを操作できます。これまでは Mac でしかご利用いただけませんでした。
Zoom、Meet、Teams、Webex のウィンドウ上にミニリモコンを重ねれば、カメラへの目線を途切れさせたり、聴衆の反応を見逃したりすることなく、プレゼンテーションを進めることができます。
ミニリモートを開くには、上部メニューから「View」をクリックし、「Mini Remote」を選択します。ミニリモートの使用方法については、「ミニリモコン/スピーカーノートの概要」をご覧ください。
これらのアップデートが、より少ない時間と労力であなた自身をより良く見せ、伝えたいことをより分かりやすく簡単に説明するのに役立つことを期待しています。そして、これはほんの始まりに過ぎません。私たちは、日常生活にビデオのパワーを取り入れるための方法を考え続けています。
mmhmm をより良くするためのアイデアをお持ちでしたら、ぜひお聞かせください。機能リクエストはヘルプセンターからお送りください。