若者が今回のパンデミックを乗り超えた時、私たちはロリー・サロムさんのような先生達に感謝しなければなりません。
20 年近く教師をしているサロムさんのテクノロジーへの熱意は一目瞭然です。オースティンを拠点とする 5 年生の数学教師である彼女は、バーチャル環境で使えるようにカリキュラム全体を作り直さなければなりませんでした。しかしながら、教師が現在使用するために学んでいるツールの多くは、パンデミック後の将来にも通用すると信じています。
私たちは、5 年生のクラスの興味をビデオ通話で引きつけるためには何が必要か、また、遠隔学習が対面授業に戻ったときにどんなことを提供できることを楽しみにしているのかについて、彼女に話を聞きました。
先生になって何年になりますか?また、mmhmm を使い始めたきっかけは?
今年で 18 年目になります。教師になる前は 7 年間広告の仕事をしていました。それから教育デザインの大学院に行きました。今は 5 年生の数学を教えています。私は仕事第一で、教育でも使えるビジネス製品にはいつも興奮します。教育で起こっていることと企業生活で起こっていることの間には、しばしば溝があります。この 2 つの間の橋渡しがもっとできれば、教師にとっても有益なことです。
教室での授業は、基本的には広告と同じです。特にこのような状況下では、子供たちを夢中にさせるのはとても難しいことです。私はこのプラットフォームがただただとても気に入っています。その素晴らしさはとても語り尽くせません。私の人生をより良いものにしてくれています。
mmhmm をどのように使っていますか?
玄関近くに緑のスクリーンを吊るしてあって、これが 5 年生の教室となります。そこにパソコンを置いて、録画ボタンを押して、ちょっとしたスライドを用意しておくんです。ほとんどがワンテイクで出来上がります。録画を押して、背景に映像などを表示します。
生徒たちにとって、先生の声、表情、ジェスチャー、口調などの人間的な側面を体験することは、とても大きな違いだと思います。生徒の中には、まだ私と直接会ったことがない子もいます。ビデオを送って、500 段落もある文章の指示を送るのではなく、映像内でファイルを開いて「こういう風にやってみてください」と言うことができるのは、とても素晴らしいことです。これは教室ではやったことのないことで、大幅に時間を節約することができました。というのも、混乱している子供たちをすぐにビデオに誘導することができるからです。
生徒たちにとって、先生の声、表情、ジェスチャー、口調などの人間的な側面を体験することは、とても大きな違いだと思います。
仲間の先生がテクノロジーを使いこなすことに苦戦しているとき、あなたはどんなアドバイスをしていますか?
今、教育界で最も大きな打撃を受けているのは、教師に全く時間がないことです。子供たちは鬱状態で、刺激が足りず、社会的なつながりを失っているので、とても孤立しています。ですから、私は自分の教え方をできるだけ心の通ったものにすることを優先してきましたが、mmhmm はそれを支援してくれています。
生徒にとって最も効果があるのは、自分のクラスや先生と個人的なつながりがあると感じることだと思います。つながりが感じられなければ、5 年生の生徒の 50% は授業に興味を持てないでしょう。何かを実践するということに欠け、孤独を感じ、やる気も起こりません。先生たちにアドバイスしたいのは、個人的なつながりを感じられるものを作るのに、必ずしも時間はかからないないということです。実際はサクッと作れます。mmhmm のおかげで、他のどの方法よりもはるかに速く作ることができました。
他のアプリケーションやプラットフォームからマルチメディアファイルを取り込む方法として mmhmm を使えるのが気に入っています。私の仕事は、それを語ることだけです。普通なら、何かをするということと話すことを同時に行っています。現在はすべてがオンライン環境ですから、一日に作らなくてはいけない素材の量がとても多くなっています。私の後ろに小さなビデオをすぐに表示できるということすごいことなんです。私の唯一の仕事は、子供たちに話しかけることです。このおかげで、私の授業はより良いものになっていると思います。
今の状況からどんな前向きなことが出てくると思いますか?
私は、今私たちがいるこの奇妙な電子的な世界をとても気に入っています。というのも、この世界は、新しい考え方、新しい教え方、新しい様式やフォーマット、そして子供たちへの新しいアプローチを生み出す可能性に溢れた場所だからです。個人的な生活の部分ではこのパンデミックに私も悩まされていますが、教育の世界では今はとても興味深い時代です。
教育はもうすぐ大きく変化すると思います。この困難な状況の中から、教育をより個人的なものにし、より魅力的なものにし、よりメディアリッチにしてくれるものがたくさん出てきています。生徒たちにとっては素晴らしいことで、私はとてもワクワクしています。
(このインタビューは実際の発言を編集したものです。)