労働市場はかつてないほどに加熱しており、Bloomberg によれば、460 万人もの労働者が不足しているといいます。これは第 2 次世界大戦以来、最も多い数値です。人材を採用をしたい企業は、候補者の目に留まり、印象に残るようにしなくてはなりません。そこで役立つのが、求人動画です。
求人動画をうまく作れば、その会社の人たちがどのように働いているかを、面接の前に候補者に紹介できます。また、製品や企業の価値観、社風、従業員の福利厚生の概要なども、共有可能。
mmhmm の採用担当である Christie Bracuti は、「会社が何をしているのか」に加えて、「どう成長しようとしているのか」を伝えることが重要だと言います。「候補者は、自分がその会社でどのように成長できるかを知りたいのです。『この会社に入ったら、どんなキャリアを築けるだろう』と。」
動画を使用することで、候補者に職場への理解を深めてもらうだけでなく、採用担当者にとっても時間の節約になります。採用担当者は、電話の冒頭で毎回行っていた自社紹介をやめて、事前に動画を送ればいいのです。
Bracuti は、この時間を節約することで、面接の時間を実際の会話や議論に使えるところが気に入っています。「動画を送って会社の概要を伝えておけるので、候補者も私も、実際に話をする際は『候補者がこの役職に合っているか』という会話に集中でき、動画で見た内容(企業文化や福利厚生、チーム構成など)に関する質問を受けることもできます。」
また、会話の後に動画を送り、もう少し考える時間が欲しい候補者に役立ててもらうこともできます。
ここからは、求人動画を作成するための簡単な例を紹介します。
セクション 1:会社紹介
創業からどれくらいか、ミッション・コアバリューは何か、今後数年間でどのような成長を計画しているのかなどを説明します。
セクション 2:チーム紹介
仕事の分担やチームの連携について説明し、自分の仕事が全体の中でどの位置にあるのかを候補者に理解してもらいます。
セクション 3:社風や福利厚生について
あなたの会社で働くことで期待されること、特典などについて話しましょう。例えば、mmhmm では、すべてのタイムゾーンに対応できるよう、業務の非同期性と分散性を強調しています。できれば、現在働いている社員が、他の会社にはないあなたの会社の特長や、あなたの会社で働くやりがいなどを共有する内容を盛り込むとよいでしょう。
セクション 4:応募方法
候補者が求人に関する最新情報を得られるよう、連絡先や URL を記載します。
ヒント:職種やチーム毎に特化した動画を作成するとよいでしょう。
求人動画は、複数のバリエーションを用意することで、候補者がより深くあなたの会社を理解する助けとなります。例えば、職種別の動画では、なぜその職種が募集されているのか、候補者にどのような条件を満たしてほしいのかを説明することができます。(こちらは私たちのシニアコミュニティマネージャーを募集する際に作られた求人動画です。)
チーム別の動画では、社内でも特にユニークな、そのチームのみの文化やワークスタイルを紹介することができます。オフィス外で働く分散型チームの場合、グループ動画を使って異なるキャラクターやコミュニケーションスタイルを紹介すると、候補者にチームに歓迎されているような印象を与えられます。
これらの動画の目的は、直接候補者に会う前に、その会社での将来を、候補者が想像しやすくすることです。ぜひ今すぐお試しください。mmhmm で動画を作成された場合、私たちのソーシャルアカウントでご紹介させていただくかもしれません。(また、私たちと一緒に働くことに興味があるという方は、mmhmm の求人情報(英語のみ)をチェックしてみてください!)