ハイブリッドワークの手引き

「ハイブリッド・シフト」へようこそ

Ganda Suthivarakom

2023年10月10日

コロナ禍の終息後もハイブリッドワークについての議論が続くなど、働き方は引き続き話題の的です。コロナウイルスによるパンデミックが労働形態に与えた影響を研究する研究者グループ「WFH Research」は、パンデミックが恒久的な在宅勤務を増加させ、そのペースはパンデミック前の約 40 年間の変化に匹敵するほど加速していることを明らかにしました。現在、労働者の 41 %が完全リモートワークかハイブリッドワークのいずれかの状況にあるといいます。

フルタイムでオフィスに戻った人もまた、変化を経験しています。というのも、ハイブリッドワークとは、部分的にオフィスで働き、部分的に自宅で働くということを意味するだけではないからです。週に 5 日オフィスに出勤していても、別の支店や外国にいる同僚とビデオ会議をすることもあるでしょう。また、地理的に完全に分散したチームの一員になることもハイブリッドでしょうし、以前のように現地に出向かなくてもクライアントにアプローチできるようになることもハイブリッドと言えます。

パンデミックが始まって以来、私たちはこの変化に適応するために 3 年もの歳月を費やしてきましたが、いまだに多くの企業は苦戦を強いられています。成功するハイブリッド・チームを管理・構築する「たった一つの正解」は存在しません。企業が少なくとも一部のオフィス復帰を社員に要請し、あるいは義務付ける中、社員は、時に、ビデオ会議を行うために誰もいないオフィスに行ったりマイクロマネジメントを行う上司の監視下で在宅勤務をしたりと、オフィスワークとリモートワーク両方の悪い面と向き合う羽目になりました。

しかし、ハイブリッドワークの生産性向上と成功の鍵は、社員が働く場所とは関係ないのかもしれません。というのも、彼らが気にしているのは、自分がどこで働いているかということよりも、自分の仕事が及ぼす影響だからです。ギャラップ社の「The State of the Global Workplace 2023 Report」によると、どこで働くかよりも職場でのエンゲージメントのほうが従業員のストレスレベルに影響し、その差は 4 倍にのぼるといいます。

社員の仕事への意欲を維持し、また社員に最新情報を常に提供するためには、新しいコミュニケーションとコラボレーションの方法を構築する必要があります。グローバルでビジネスを行う会社や、社員が常にオフィスを出入りしており全員が集まらないハイブリッドな職場環境の拡がりに伴い、ライブと録画のコミュニケーションなど、ビデオを活用して行えるようにすることが重要です。

しかしながら、多くの会社は、この新しいハイブリッドな世界に対応できる体制をまだ整えられていません。会議室のテーブル、スピーカーフォン、ビデオ会議アプリなど、以前より存在していた会議ツールは、ハイブリッド体験のニーズには対応しておらず、完全なリモートか、完全な対面のどちらかに偏っていると言えます。

そこで私たちは、 mmhmm ハイブリッド・ビデオの手引きを作成しました。これは、ハイブリッドワークを実現したい皆さんのための情報です。ハイブリッドチームで物事を成し遂げるということは、オフィスにいるか遠隔地にいるかに左右されるものではなく、どのような働き方をしていてもチームメンバー全員が注目され、理解されるようにコミュニケーションを改善することが重要です。

mmhmm は、仕事で同僚やパートナーなどの相手に「うまく理解してもらえない人」が直面するよくある 4 つの問題を解決します。

  • 説明が明確でない
  • 同僚がその場にいない
  • 同僚の気が散ってしまっている
  • 伝えたい情報が多すぎる

ハイブリッド・ビデオ・ネイティブであり完全な分散型企業である mmhmm は、仕事でビデオを活用する際、コミュニケーション内容をより明瞭にするための方法を研究してきました。このガイドでは、生産性だけでなく、文化、コラボレーション、理解力を向上させるためのアイデアや専門家のアドバイスをご紹介します。オフィスで過ごす時間が長い方にも、移動中に時間をこなす方にも、自宅のホームオフィスから仕事をする方にも、私たちはハイブリッドワークという新しい世界を、誰にとってもより持続可能で楽しいものにしたいと考えています。

できるだけ簡単に、より魅力的なビデオを作りましょう。 mmhmm にすぐに取り込める PowerPoint と Keynote の無料テンプレートを活用して、あなたと共有したいコンテンツを一つの画面に美しく表示します。mmhmm 対応のプレゼンテンプレートを無料ダウンロード